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斉藤太一です
第11章 夏休み
数日後
ガラガラガラ・・・
「こんにちは・・・おとーさん」
「いらっしゃい
待ってたよ、しずくちゃん」
小さなお客さんは
キョロキョロと
店内を見渡しながら
店の中に入ってきた
「今日も、10分かな?」
「そうなの」
「わかった
じゃあ・・・・」
そう言って
僕が時計を見ると
しずくは
ほっとした笑顔を見せる
「長い針が
8 のところまで
お話しようね」
「うん!」
しずくは
いつもの椅子の所まで
歩いて
いつものように
バックの中に
手を入れた
「はい、お手紙」
「いつも、ありがとう
うれしいよ」
満足そうな
しずくの顔を見ていると
僕まで
幸せな気持ちになる
「それから・・・」
しずくは
また
バックの中に
手を入れて
画用紙のようなものを
とりだした
「私
考えたんだけど
こーゆーの
すればいいと思うの」
「・・これは
・・なにかな?」
しずくから
手渡された画用紙には
クレヨンで
大きく
さいとうクリーニング
と書かれていた
ガラガラガラ・・・
「こんにちは・・・おとーさん」
「いらっしゃい
待ってたよ、しずくちゃん」
小さなお客さんは
キョロキョロと
店内を見渡しながら
店の中に入ってきた
「今日も、10分かな?」
「そうなの」
「わかった
じゃあ・・・・」
そう言って
僕が時計を見ると
しずくは
ほっとした笑顔を見せる
「長い針が
8 のところまで
お話しようね」
「うん!」
しずくは
いつもの椅子の所まで
歩いて
いつものように
バックの中に
手を入れた
「はい、お手紙」
「いつも、ありがとう
うれしいよ」
満足そうな
しずくの顔を見ていると
僕まで
幸せな気持ちになる
「それから・・・」
しずくは
また
バックの中に
手を入れて
画用紙のようなものを
とりだした
「私
考えたんだけど
こーゆーの
すればいいと思うの」
「・・これは
・・なにかな?」
しずくから
手渡された画用紙には
クレヨンで
大きく
さいとうクリーニング
と書かれていた