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斉藤太一です
第14章 変わらない僕・変わらない君
「えっ?…
かすみちゃん…」
かすみは
おでこが
テーブルに
ぶつかりそうなくらい
頭を下げて
もう一度
僕にあやまった
「ごめんなさい
斉藤さん
迷惑かけて
すみませんでした…」
「ちょっ
ちょっと待って
かすみちゃん
なんのことか
わからないけど
迷惑だなんて
ひとつも
思ってないんだ
だから…」
僕は
かすみちゃんの肩に
そっと
触れた
「とりあえず…
顔、あげて…」
肩に触れると
かすみの
髪にも
少し指が触れた
綺麗な…髪で…
その
心地よい
感触に
かすみが
女性であることを
無意識に
意識している
自分に気がついた
「ほら…頭を上げて?」
そんな
優しい言葉を
かけながら
どこかで
その
髪に
もっと触れたいと
思う
僕は
やっぱり
恥ずかしいほど
かすみを
好きになっていた
かすみちゃん…」
かすみは
おでこが
テーブルに
ぶつかりそうなくらい
頭を下げて
もう一度
僕にあやまった
「ごめんなさい
斉藤さん
迷惑かけて
すみませんでした…」
「ちょっ
ちょっと待って
かすみちゃん
なんのことか
わからないけど
迷惑だなんて
ひとつも
思ってないんだ
だから…」
僕は
かすみちゃんの肩に
そっと
触れた
「とりあえず…
顔、あげて…」
肩に触れると
かすみの
髪にも
少し指が触れた
綺麗な…髪で…
その
心地よい
感触に
かすみが
女性であることを
無意識に
意識している
自分に気がついた
「ほら…頭を上げて?」
そんな
優しい言葉を
かけながら
どこかで
その
髪に
もっと触れたいと
思う
僕は
やっぱり
恥ずかしいほど
かすみを
好きになっていた