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斉藤太一です
第15章 近づく距離・遠ざける君
空を見上げる君が
僕を見て
微笑みかけると
抱きしめたくて
仕方がない
僕は
目を閉じたまま
脳裏で
かすみを抱きしめ
やりきれないままだった
下半身に
手をのばした
優しく
かすみに
くちづけると
かすみが
見たこともない顔で
僕を見上げる
そんな妄想が
止まらなくなるころには
布越しの
柔らかな刺激に
満足できなくなり
片肘をついて
カラダを少し起こし
背中を
壁につけて
もたれかかった
膝を少し立てて
かすみへの思いに
正直な
自分に直接
触れると
忘れかけている
女性の
柔らかな肌を
思い出す
抱きしめたい
抱き合いたい
この
気持ちが
落ち着くまで
この
想いが
全て伝わるまで
抱きしめたい
その想いの強さと
比例するように
僕の手が
止まらない
っ・・んっ・・
ぁっ・・
・・・・
………
果てても尚
満たされない
想いが
たまらない
僕は
虚しい心を
癒すように
また
布団を
握りしめていた
僕を見て
微笑みかけると
抱きしめたくて
仕方がない
僕は
目を閉じたまま
脳裏で
かすみを抱きしめ
やりきれないままだった
下半身に
手をのばした
優しく
かすみに
くちづけると
かすみが
見たこともない顔で
僕を見上げる
そんな妄想が
止まらなくなるころには
布越しの
柔らかな刺激に
満足できなくなり
片肘をついて
カラダを少し起こし
背中を
壁につけて
もたれかかった
膝を少し立てて
かすみへの思いに
正直な
自分に直接
触れると
忘れかけている
女性の
柔らかな肌を
思い出す
抱きしめたい
抱き合いたい
この
気持ちが
落ち着くまで
この
想いが
全て伝わるまで
抱きしめたい
その想いの強さと
比例するように
僕の手が
止まらない
っ・・んっ・・
ぁっ・・
・・・・
………
果てても尚
満たされない
想いが
たまらない
僕は
虚しい心を
癒すように
また
布団を
握りしめていた