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斉藤太一です
第16章 ぶつける感情・吐き出す感情
翌日

---運動会当日の朝




いつものように
準備をして
出かける前に
鏡を見た




鏡には

相変わらず
いまいちな僕



着ているのは
いつもの
Tシャツ。




僕は

少し
考えて
眼鏡を外し


着ていたTシャツを
脱ぎすてた




そして
すぐに
洗いたての
ポロシャツに
袖を通し


眼鏡をかけ

今度は
鏡を見ないで
玄関へと

向かった





何度見たって

僕に
変わりはなくて



何度見たって

かすみとは
釣り合わない
年齢で




何度見たって・・





恋人いない歴7年で





最後の恋人は





男だった。






全てを知ってる
かすみには

本当に
いまいちな男だと
思われていることは
予想がついている




だから

鏡なんて
見たくもない




でも
せめて


しずくには
いい
おとーさんだと


思われたい



少しでも


しずくの
恥ずかしくない
おとーさんでいたいと思った

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