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斉藤太一です
第16章 ぶつける感情・吐き出す感情

でも


しずくは
僕に
背を向けていて

僕を
見ることが
できない



かすみに
バレてしまうから

声もかけられない





どうしよう…




僕は
その場に立ち止まり
悩みながら
しずくの背中をみていると




かすみが




こっちを向いた








あっ……


どうしよう…






隠れる場所なんてないし

もう…







かすみと僕は

目が合ってしまっていた







その瞬間

僕は
完全に
思考が停止し


身動きひとつとれず


数秒

かすみと
見つめあっていた








視線の先の
かすみは

僕を

まっすぐに
見つめていて




とても


真剣な目を
していた





しばらくすると




唇に

ぎゅーっと
チカラをこめて










ゆっくりと



二回











首を横に振った。










こっちに

来ないで



・・・・・と。

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