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斉藤太一です
第16章 ぶつける感情・吐き出す感情
「違うよ



かすみちゃん・・・





僕は



僕は
あの頃から

君のことが
好きだったんだ





ずっと…

ずっと言えなかったけど
かすみちゃんが
好きだったんだ


こんな・・

こんな僕だから
言えなかったけど


君が
好きな人がいることを
知ってたから
言えなかったけど


君に
嫌われたくなくて
言えなかったけど・・・



君と
会えなくなるのが
辛くて
言えなかったけど






かすみちゃんが

何歳なのか知らなかった

あの頃から




僕は

かすみちゃんのことが




好きだったんだ






ずっと



あれからずっと

今でも・・・




だから




だから

しずくちゃんのことも
愛おしくて
たまらなくて



まるで
僕の子供のようで


僕は






僕は・・・・




かすみちゃんと
しずくちゃんと




か、家族に
なりたいって





思ってたんだ…






しずくちゃんに
パパがいなくて
可哀想だから


優しくしてるんじゃ

ないよ…




何て言っていいか
わからないけど


しずくちゃんが
可愛くて
たまらないんだ



しずくちゃんに

これからも
会いたい






かすみちゃんにも
会いたいんだよ


ずっと
これからも


ずっとこうして・・・





あぁ・・



ごめん







ほんと


ごめん。


かすみちゃんには
大切な人がいるんだった…


僕達に





未来は
ないんだったね





なに・・なに言ってるんだろう・・



ほんと・・・ごめん・・・




自分のこと
ばっかり




ほんといつも




こんな僕で





ごめん」




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