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斉藤太一です
第3章 大人って・・つまらないね

僕が
お皿を片付けて

君に
コーヒーを入れると




体操座りみたいにして
マグカップを
両手で持って
ちょっとずつ
ちょっとずつ
君は
コーヒーを飲んでいたよね



その日も
君は
短いスカートを
はいていて


パンツが見えちゃうんじゃないかと
ちょっと
心配していたんだ




なるべく
見ないようにしていたけど


僕も
男だからね



気になって
仕方なかったよ





「斉藤太一さん」




「・・は、はい」




「話があるんじゃないの?」




「え?」




「聞いて欲しいこと
あるんじゃないの?」





「あ・・いや・・えっと・・」





「言ったじゃない

寂しいから
話しを聞いて欲しいって」





そうだった



僕の
色んな悩みを

誰にも言えないことを

誰も
興味なんてない
なんでもない話を



なぜか

寂しそうにしている
君に

聞いて欲しいと

思ったんだった







「・・こないだは・・


こないだは
聞けなかったから




聞きにきたんだけど」








僕は








泣きそうになったよ






必死で
我慢したけど




僕の話を

聞きにきたと言った
君の言葉に





泣きそうになったんだよ

あの時。
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