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斉藤太一です
第19章 最終章・・・そんなのいらない
家に帰って
しずくは
風呂に入り
僕と
かすみは
コーヒーを入れた
かすみは
ドリップの準備をして
湯を沸かし
僕は
ミルで
コーヒー豆を挽く
ゆっくりと
挽いた豆の香りが
部屋に立ちこめると
僕と
かすみは
顔を見合せて
微笑んだ
かすみが
湯を注いで
ドリップするころ
しずくが
風呂から出てきて
リビングの僕らに
顔を見せた
「しずくも飲むか?」
と、声をかけると
「ううん
お2人でど~ぞ
じゃ、おやすみ」
しずくは
すぐに
自分の部屋に入ろうとした
「あ、しずくっ」
そんなしずくに
慌てて
かすみが声をかけた
「何?」
なんだろう…
そう
僕も思った
「あのね…これ…」
かすみは
ポケットから
一通の封筒を
しずくに差し出した
「しずくの…
本当の父親の
名前が書いてあるの
あなたが
この先
会いたくなったときに…」
かすみが
そう言いかけた時
しずくが
言葉をさえぎった
「そんなのいらない」
バタンっ
しずくは
風呂に入り
僕と
かすみは
コーヒーを入れた
かすみは
ドリップの準備をして
湯を沸かし
僕は
ミルで
コーヒー豆を挽く
ゆっくりと
挽いた豆の香りが
部屋に立ちこめると
僕と
かすみは
顔を見合せて
微笑んだ
かすみが
湯を注いで
ドリップするころ
しずくが
風呂から出てきて
リビングの僕らに
顔を見せた
「しずくも飲むか?」
と、声をかけると
「ううん
お2人でど~ぞ
じゃ、おやすみ」
しずくは
すぐに
自分の部屋に入ろうとした
「あ、しずくっ」
そんなしずくに
慌てて
かすみが声をかけた
「何?」
なんだろう…
そう
僕も思った
「あのね…これ…」
かすみは
ポケットから
一通の封筒を
しずくに差し出した
「しずくの…
本当の父親の
名前が書いてあるの
あなたが
この先
会いたくなったときに…」
かすみが
そう言いかけた時
しずくが
言葉をさえぎった
「そんなのいらない」
バタンっ