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第5章 最低

「澪、可愛い。すごくキレイだよ」

首筋に、胸に、お腹にキスをされ、舌を這わされ、秘部を攻められ、甘い甘い快感が私を襲う。

「澪、ごめん。このまま…いい？」

キスをしながら、陽くんが訊いてきた。


…いい、って…？


「…！」


いくら経験がなくても、わかってしまった。陽くんの言っている、意味が。


陽くんと、私が…？


戸惑っていると、陽くんがむっとした表情になった。

「いやなの？」

「違っ…、いやなんじゃなくて」

「そう」

陽くんが柔らかな笑顔を作る。

今、私なんて言った…？


「じゃあ、遠慮しないから」


「え」