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第6章 友達

数日後の夜、私は門倉さんに頼んでお休みを貰い、百貨店や期間限定ショップなどが入っている大きな駅にいた。

駅の出入り口近くの時計台は待ち合わせ目的の人達で相変わらずごった返している。

私は時計台の周りを見渡しながら待ち合わせている人物を探した。

「みーお！」

軽く肩を叩かれ振り向くと、少しだけふっくらとした女性が笑顔を向けた。

「あ。千佳ちゃん、久し振り」

「うん、久し振り。ってか澪、ちょっと痩せた？ちゃんと食べてる!?どんなに可愛くても骨っ子じゃ全部台無しだよ?」