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Deep Emotion
第12章 お祭りの夜



月曜日の朝8時。

その日、出勤前のはずの門倉さんが玄関に向かって大きなトランクを転がしていた。

「どうしたんですか」

「ん、出張」

「え、あ、そうだったんですか?どちらへ?」

「んー、イロイロかな」

曖昧に返ってきた答えに、私はなんとなく不安を感じた。

「いつまで…?」

「それは、わからないかな。何せイロイロな所に行くから」


何だろう、何か誤魔化されてる気がする。


「門倉さ…」




「澪」




突然下の名前で呼ばれ、私は動揺した。




「…好きだよ、とても」




そう言って、門倉さんは家を出た。

だけど1週間経っても、2週間経っても、1ヶ月経っても門倉さんが戻ることはなかった。
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