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隠匿の令嬢
第5章 獣の邸と淫らな教育係
本当に解らなかった。ただどうしようもなく身体が疼き熱くなり、下腹部に鈍痛を覚えた。じくじくと痛いのに、むず痒い。
レオの指で犯されている蕾も痛いくらい張り詰め、布が擦れてもどかしい。
「じゃあ直接触ってみるのとどっちがいい?」
レオはそう言うや否やナイトドレスの前みごろのリボンを解き手を滑り込ませ、片方の頂に直接触れ、もう片方はドレスの上から指の腹でぐりぐりと捏ねる。
「ああっ……や、はぁん……」
「どうだ? どちらがいい?」
「ん、ふぁっ……わか……」
「わからないはなしだ。ちゃんと言って」
酷くはしたない言葉を強要され、泣きそうだ。どちらも同じくらい痺れ、もっと触ってくれとねだるよう硬く尖っている。
けれど乳房を揉みながら、熟れた果実のよう色付く乳首をいたぶるレオの熱が直接感じられる胸の方が悦びを与えているようだ。
「ほら、どっちだ?」
「あぅっ……!」
なかなか答えようとしないアリエッタにレオは答えを促し、首筋を強く吸い上げ、蕾を弾いた。
「……はっ……ちょ……くせつ、ふっ……触れられてるほうが……んっ」
「いいのか?」
赤く鬱血した箇所を舌先で舐め、レオはアリエッタの言葉を引き継ぐ。アリエッタは何を言わされたかあまり理解してないようで、小刻みに頷いた。
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