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「冗談じゃないわよ、一緒にしないで」
第14章 確かな愛



「イけよ。」


「光ぃっー・・はあっ!」



「ほら。」




「あかんっー・・またぁ・・イくっー・・!!

はぁああっんっぅぅっ・・・っ!」





ズポー・・というむなしい音が鳴ったと同時に

彼の指が私の中から抜かれる。



深い快楽を手にしてしまった私は、

どこを見ることもなく、


ただ気持ちを落ち着かせるために
ヒクヒクしているソコに気付かない振りをして、

天井を見上げた。



真っ白な壁紙がタバコのせいで少しばかり黄色くなっている。




「・・・はぁ。ったく生き殺し同然だよ」


「ごめんっー・・・。」



彼のモノは大きくなっているに違いない。



「なめよっか?」


「いい。そんな事すんな」


「でもー・・っ」




「ポルノじゃねぇんだよ。

流れで、そこにいきつくならまだしも
心配されて舐められるなんて、んなもん嫌だわ」


「耐えれるの?それで」



「・・・楽しみは後にとっておく。

お前に口で何度もイかされるより、
お前とセックスして一回イく方が俺にとっては素晴らしい思い出になる」



「ふふっ。変わってるね」



「あぁー・・。

愛してるからだろうな」



「関係ある?」



「あるよ。」



ティッシュで指をふいている彼の胸倉をつかんで、自分に引き寄せた。

そして触れるだけのキスを二回した。



一回目のときの彼の顔、驚いている顔。


だけどー・・

二回目のときの彼の顔は、まるで私を慈しむかの様な、優しくて、男らしい顔だった。



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