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「冗談じゃないわよ、一緒にしないで」
第17章 日進月歩
☆..あとがき..☆
まず最初に、この長い小説を最後まで読んでくださってありがとうございます。
私の処女作品でもある
"冗談じゃないわよ、一緒にしないで"
ここまで沢山のレビューや応援メッセージ、拍手を頂けるとは夢にも思っておらず、ただ本当にちょっとした気まぐれから書きはじめました。
伝えたい事がありすぎて、
もっていきたい方向性がありすぎて、
何度も迷い何度も消して、何度も書き直して、やっと完結する事が出来ました。
セックスとは、ただ快楽を求めあう行為でもありますが、相手の愛を確かめる行為でもあります。
本当に愛した人とのセックスならば、快楽よりも、その人への愛情が込み上げてくると思うんです。
だからこそ、彼のすべてをほしい!と思う方も実に沢山いらっしゃると思います。
ですが、もう一度考え直してほしいです。
今、中に出されて悲しむ人はいませんか?
彼にはそれだけの覚悟がありますか?
深い話をすると、
子供が出来た時に養っていけるだけの財力や精神力を、貴方と、そのお相手の男性は持ちあわせているでしょうか?
自分が産まれた時に
周りがみんな、笑ってくれている人生のはじまり
そして、自分が死ぬ時に
周りがみんな、泣いてくれる人生の終わり。
私個人、そんな人生が一番素晴らしいと思います。
そして、中出しが及ぼすリスクは妊娠だけじゃありません。一生付き合っていかなければならないエイズや他の性病も・・言い出したらキリがありませんよね。
自分の身体は自分で守っていくしかないです。
目の前の快楽に流されるだけでなく、
きっちりと後先考えて行動をしてほしい、と胸が痛む虐待のニュースなどを見て、常々思っています。
主人公は確かに遊び人でした。
男性からの本当の愛を知らない人でした。
でも、そんな中でも"安易な中だし"を強く嫌っていた理由ー・・それは、これらを伝えたかったからです。
だから、あの様な人物像に仕上げました。