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「冗談じゃないわよ、一緒にしないで」
第3章 寂しがりやの法則
そうしながら、ひとしきり乳房を愛撫された私。
余裕そうな感じがムカつく。
はっきりとそう言われた時に
はじめて柳沢が笑みを浮かべた時を見た気がした。
今の私にもう、理性なんてものはない。
パンツが愛液で溢れているのが自分でもわかる。
指をいきなり口から引っこ抜かれ、
胸をさわっていた左手で、くびれのラインをゆっくりとなぞりー・・太ももあたりを撫でてくる。
「ひゃぁっ。」
どこか、こしょばくて
ー・・早く続きがほしくてー・・。
そんな感情が頭のなかを駆け巡っていた。
「触ってほしい?」
「欲しくない。」
いいや、触ってほしい。
もうここまできたら
蓮とこの人が穴兄弟になっても何でも良い。
私はその続きを感じたかった。
でもー・・そんな中でも、あくまでも理性を保っているふりをする。
「そういうところが強情っつってんだよ。」
そう言われ、素早くショートパンツの中に右腕を潜らせてくる。
私は、それを待っていたかの様に膝をたてた。
これが、私の気持ちなんだ。
この人には、何か、悟られたくない気持ちがあって
うまく言葉にはできないけどー・・。