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第38章 可愛い弟

そのままぐっすり寝てしまった


あさ、少し早く起きた私はすぐに目を確認した
思ったほど腫れてなくて安心した


まだ寝ているファンのほっぺにキスすると
朝ご飯を作りにいく
ママも朝は忙しいし
料理が好きな私は
いつの間にか朝食担当になっていた


作り終えると両親を起こし
ファンも起こしに行く




ファン、ファン。
起きて。


優しく肩を叩く
寝起きのファンが一番可愛い





おねえちゃぁん。


甘えた声で抱きついてくる




もー、朝ご飯できてるから
パパとママと食べたいでしょ？


半分無理矢理起こすと
ぼーっとしたままのファンを連れていく




早々と朝食を食べるとパパとママは仕事に出かけて行った


ファンはちゃんと会話はしても
すぐに食べられなかったらしく


両親が出かけてからゆっくり食べはじめた




黙ってもぐもぐ食べるファンが
小動物みたいでかわいい


ステージのファンからは想像できないくらいかわいい


家族とメンバーくらいしか知らない特典で
なんか嬉しくなる




食後はコーヒーでいい？




頷くファンにコーヒーを入れる



にこにこファンを見つめる




コーヒーを飲むと目が覚めてきたらしい




着替えてきたファンと一緒に
お茶を飲みながら話を聞く
××の活動の話を聞くのは凄く楽しい


アクション映画を見ながら昼食を食べ


私の部屋でゴロゴロしながらスフレを食べる


ファンが必要以上に抱きついてきたり
甘えてくる


いつもよりスキンシップが激しいね。


にこにこ笑う


だってー、久しぶりなんだもん。
今度いつ会えるかわかんないし・・・


また抱きついてくる




近いうちに韓国に遊びにいくから。
あんまり忙しくない時とか
教えて。


優しく撫でる




今日は一日中、両親の前でも私にべったりなファン

夜も私のベッドに来る




今日は楽しかった？


優しく聞くと
とびきりの笑顔で答えた


うん！！！
お姉ちゃんの時間独り占めできて
すっごく楽しかった！


可愛くて抱きしめる


お姉ちゃん、ちゅーしていい？


いいよ、と答えると
熱いキスをしてきた


ちょっとびっくりしていると


舌を入れてきた