パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第45章 出国

そして三人で空港へ行った

パパとママが待っているかと思ったけど
無事飛行機に搭乗することができた

とにかく最初に化粧品買わなくちゃな・・・

席に着き落ち着くとすっぴんなのが恥ずかしくなった


さっき空港で買えばよかったのに。

ファンが言うと

はい。これ。

とジョンが紙袋を出してきた

中を見ると一通りの基礎化粧品とメイク道具が入っていた


さっき急いで買ったんだ。
お店の人に全部任せたから
気に入るかどうかわからないけど。
ユイさん、何も持たずに来ちゃったでしょ？

にっこり笑うジョン

ありがとう・・・

ファンはそこまで気が利かないので
さすがと思う

お姉ちゃんはすっぴんでも可愛いのに・・・

なんかむっとしているファン

でも、ファンはメイクしてないとセルカしないでしょ？
女の子のメイクは身だしなみでもあるの。

にっこり笑うと頭をなでる

メイクを始めると
二人がじーっと見つめてくる

恥ずかしいからあんまり見ないで・・・

だって、メイクしてる姿って
めったに見れないもんな。

ジョンが言うとファンも頷く

（すっごくしづらい・・・）

恥ずかしいので
ささっと化粧を終わらせる
次に気になったのは
住むマンションについてだった

ね、マンションとかってそんなにすぐ見つかるものなの？

さすがにシウでもそんな一日で見つかるはずがないと思う


ん？シウさんだったらすぐ見つかるはずだよ。
なんかいろいろツテがあるみたい。
もう２軒くらいに絞ったって連絡があったよ。
あとはユイさんに選んでもらうって。

メールを見せられる


何から何まで三人に頼ってしまって
少し申し訳ない気持ちになる


ファンもジョン君も、本当にありがとう。
私、何もできないけど
二人のこと、今まで以上に大事にする。


二人の手を握る