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キャラメル
第1章 お兄ちゃんの友達
『だって私の事妹みたいって…』
「だってそう言わないと警戒するでしょ?紗世」
『…』
確かに。
「痛くしないから」
そう言う問題じゃないんだけど…
問題は私が雅治君の事をそう言う対象に思ってるかって事じゃないの?
好きな相手同士じゃないとしちゃいけないんじゃないの?
エッチは
『…はぁ』
誰に対して呆れてるの私?
雅治君?それとも…
ため息をついて抵抗するのを止めた
「…紗世?」
『好きにすれば?』
「…っごめん」
この時まだ私は付き合った事もキスもした事も無かったから必然的に殆どのはじめてをこの男に奪われたと言う事だ。