この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ふしだらで曖昧
第5章 思惑と誘い
バシャッ!


男が浴室に足を踏み入れた瞬間、頭から湯を浴びてしまった。前髪から頬を伝い、湯が顎から滴り落ちる。

濡れた前髪を掻き上げ、目の前で桶に隠れる女を見つめる。


「まりちゃん…」


少し怒りを込めて言ってみる。
女は桶から顔を出して、笑っていた。

全身の力が抜ける様な息を吐き、男はゆっくり女に近づいた。女は逃げを打つも間に合わず、そのまゆ湯船に投げ入れられてしまった。


「きゃーっ!」


バッシャンッ!


女の悲鳴と、大きな水しぶき。

男は何食わぬ顔で、シャワーを浴び始める。


「お兄ちゃん!ひどいよ!」


湯船から顔を出して抗議するが、男は耳を傾けていない。女は湯船から出て、男からシャワーを取り上げた。


「お兄ちゃん!」

「先に仕掛けたのは
 まりちゃんでしょ?」


男の言葉に女は口をつぐんでしまった。
そんな女を見て、男は笑う。


「まりちゃん、
 ここに座って」


男が椅子に座り、自分の膝に座る様に促す。
女はそれに戸惑ってしまった。


「え、でも…」

「いいから、ね」


女の手を引いて、男は自分に背を向ける様に女を膝に座らせると、女の膝を割る様に、自分の膝を押し入れ、足を開く。
自然に女の足も開かれてしまう。


「まりちゃんの身体
 綺麗にしなくちゃね?」


男が耳元で囁いた。
/65ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ