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2 人 に 堕 ち て 。
第19章 4 t h x x x
自分を見つめる甘い視線に耐えられず、
身体を隠した茉麻。
照れたその表情もまた、愛おしい。
康希は彼女の隣に寝転び、
華奢な白い身体を抱き寄せた。
「ありがとう、僕を選んでくれて。もう、泣かせないから。僕が、茉麻をずっと守って、一生、シアワセにするからね。」
「っ、ありがとう…っ!」
一筋、零れた涙。
スッと、親指で拭い、
嬉し涙だから、いいよね。と、微笑んだ彼女。
そのまぶたにひとつ。
うなじにひとつ。
康希は甘い口付けを落とした。