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2 人 に 堕 ち て 。
第21章 蒸 気 と 上 気
「…んっ、ふぁ…や、ん…ぁ」
そっと、手を離した康希。
それでも茉麻の手は胸を揉みしだく。
上から茉麻を見下ろす。
正面の鏡に映る彼女も、
自分の目に映る彼女も、
高める。高められる。
ーーーーもっと乱れてよ。
そう望まずにはいられなかった。
「ホラ、先っぽ勃ってきたよ。…触ってあげなくていいの?茉麻。キモチイイよ?」
まるで、催眠術をかけられたかのように。
茉麻の指先は存在を主張するその先端に指をかけた。