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2 人 に 堕 ち て 。
第24章 6 t h x x x
気持ちを抑えつつ、たどり着いたベッド。
離れることなく、倒れ込んだ。
見つめ合う瞳は、互いに熱を持って
どちらのものかわからない、
高鳴る鼓動と荒い息の音だけが
耳の奥でこだました。
「茉麻、っごめん…優しくシてあげられそうにない…つ!」
苦しそうに呟いた康希。
額に光る汗も、余裕のない顔も。
オトコとは思えない色気を出していた。
「…っ優しくなんて、しなくていいよ。我慢しないで、キて?」
少し、恥ずかしそうに言葉を紡いだ。
これが、残った最後の理性。