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2 人 に 堕 ち て 。
第5章 の ぼ る
ーーー気づいたら、視線の先にいつも彼女がいた。
水泳の推薦で入った大学で見つけた、誰からも信頼される明るい子。
真面目で頭も良い彼女だが、注目されるのは中身だけじゃなかった。
白い肌、スタイル。
薄い化粧が映える、はっきりした顔立ち。
視線を独占するには十分だった。
あの瞳に映るのは、自分だけになればいいのに。
そばにいるのが、自分だけになればいいのに。
オンナに興味がなかった自分がここまで惹かれるなんて…。
やっと2人で飲みにいくほどの関係になったのが、昨晩。
それが、今は、手の届く所にいるのだ。