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第2章 2 人 め

「大変だったんだよー、茉麻。佳孝クンと2人で、ここまで君を連れて来て、この格好にするの。」






佳孝をそばに迎えた康希が、落ち着いた口調で話す。



「茉麻は寝ているのに、まるで僕たちを誘っているかのようだったんだ。いつから、そんなにいやらしいカラダになったの、茉麻。僕の知らないトコロで。」




そう言われてハッとした。

自分の今の状況を思い出したのだ。