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とあるオクサマのニチジョウ
第12章 Scene.02
「はぁ……とんだスケベ女を雇ってたみたいねぇ。」
「ウチの店が風俗と間違えられそうで困ってるんだよ」
「……まだ…納得はしてないから?
あのスケベ女とアナタ……関係はっきりさせて貰うから」
「わ、分かってるよ」
喘ぐ恭子の前で続けられるマスター夫妻の会話。
苦笑を浮かべるマスターに呆れた表情を見せた妻だったが、恭子に向けたそれは冷たいものだった。
「とにかく………貴女はもう来ないで」
きっぱりと恭子に言い放った妻は、足早に喫茶店を出ていく。
「あっ…ちょっと」
慌てて追い掛けようとしたマスターだったが、不意に足を止めた。
「んあっ…あっ……ま…マスタぁ………何でぇ………」
恭子は喘ぎながらも、薄い笑みを浮かべて見詰めてくるマスターに問い掛ける。
「いやぁ、アイツにバレてるっぽくてねぇ。まだ確信は持ってないみたいだけど、早めに手を打っておかないとさぁ」
妻が居なくなって、砕けた口調で話すマスターに現実を突き付けられる。
「恭子さんには悪いんだけどねぇ。今までありがとさん。
………スケベマンコ…美味かったよ」
マスターはニヤッと笑みを浮かべ、喘ぎ続けている恭子に抑揚の無い声を吐き出した。
「そんな訳だからさぁ…。っくぅ………俺が…恭子さんを…慰めてやる…よっ」
一段と深く突き挿さったモノが、子宮へと打ち当たった。
「そ…そんな…事……んうぅっ!
ナカ……ナカに……射精【ダ】しちゃ………んあぁぁぁっ!!」
現実を受け入れずに居た恭子だったが、両胸を鷲掴みにされた儘で、熱い液体が子宮に吹き掛かる感覚に涙を流して髪を振り乱したのだった。