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とあるオクサマのニチジョウ
第14章 Scene.04
焦らされ続け、唾液やおツユを垂れ流しながらねだるも受け入れられないもどかしさ。
カメラのレンズを通して、カラダの隅々を視姦されながらワレメに触れるかどうかの微妙なタッチにカラダの火照りも疼きも強くなるだけ。
それでも、カラダ中に食い込み、胸を根元から搾るように締め付ける麻縄で四肢の自由は効かずに、ただ呻いて腰をくねらせるしかなかった。
…も…もう…本当に私…おかしく………
絶え間無く襲う刺激たちを前に、焦らされ続けてどれ程の時間が経過したのも分からなくなっていた恭子の脳は快楽を求めるだけだった。
「ククッ……。タップリ奥さんのスケベな姿も撮れたし………」
ファインダーを覗きながら吐き出した長崎の言葉に、恭子の胸が期待に高鳴る。
「お、お願いぃ……もお…私ぃ………」
意識しなくとも、恭子のクチからは勝手に甘いねだり声が溢れ出す。
M字開脚になった腰の動きがイヤらしさを増していく。
「これだけグチョグチョなら…これなんか簡単に………」
長崎の左手がワレメから離れたと思えば、直ぐ様、ヴヴヴ…と低い震動音が恭子の耳に飛び込んだ。
「あ…あぁっ……も、もぅっ………」
音だけで、増幅する肉欲に飲み込まれていく。
勝手に腰が音源に向かって突き出していく。
「そんなに焦らなくても……」
「んあぁっ……」
冷ややかな長崎の言葉と共に、クネクネと動く固い感触をワレメに感じた恭子は、一際甘い嬌声をあげた。