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ヌーディストビーチの海の家♪
第7章 7月20日早朝 脱ぐ人脱がない人
早朝の砂浜を散歩したい…

そう思って私はエレベーターで1階に降ります。

エレベーターのドアが開くと…海の家…

あっ!
昨夜2階でフロント係をしてた女性が
海の家を掃除してくれています。

地味なアロハシャツに七分丈パンツ…

リゾート地の従業員らしい恰好です。

胸にはネームプレート…
『NORIE KADOTA』

長い黒髪が綺麗…20代後半に見えます。

「おはようございます。
海の家を掃除してもらって
ありがとうございますぅ〜」
私はノリエさんにお礼を言います。

「おはよ…え…あ…ミカさん!
脱いじゃったんですか?!」
ノリエさんは驚いた表情で
私を見ています。

「あはは…昨日の夜から…
つい脱ぐことになっちゃいました」
私は照れ笑いします。

「私たち脱がない派が
マイノリティーになっちゃいますね〜」
ノリエさんも笑います。

「ノリエさんは脱がないんですか?」
私は軽い調子で尋ねました。

「私は…脱ぎません!」
ノリエさんがちょっと強めの口調…

なんか悪いことを聞いちゃったかな。

厨房では…昨夜前田さんと働いていた
若いコックさんが朝食の仕込みをしています。

裸エプロンです。

昨日は普通の服だったのに…

私と同じく…全裸の人たちに感化されたのね…。
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