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第8章 ７月２０日昼　巨大フナムシ登場

小太郎さんが来てから…
新しい客は来ません。

退屈…

おしっこに行きたくなりました。

ヌーディストになったからには…
ここのルールどおり…
外でおしっこしなくっちゃね。

でも…誰かに見える場所で
おしっこをするのは恥ずかしい…。

私は透明エプロンを外し
キョウコさんに言いました。
「ちょっと散歩してきま〜す」

「散歩？どこに行くの？」

「ビーチの隅の岩陰に…」

「あ…あれだね」

キョウコさんは私がおしっこに行くのを
察したようです。