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幕末タイムスリップ
第2章 土方歳三と華

沖田さんは私の手をぎゅっと握ったまま部屋に連れて来てくれた。


「はい。ここが華ちゃんの部屋ね」


そう言って案内された部屋は普通の6条の畳部屋だった。


「好きに使っていいよ。明日朝迎えに来るまで部屋出ちゃダメだからね。もし逃げようとか考えてるなら今すぐその思い消した方がいいよ。」


そう言って沖田はひらひらと手を振って行ってしまった。


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