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幕末タイムスリップ
第11章 華を好きな理由~土方歳三~
土方に怒りを覚えた華は「トシがこんなに簡単に仲間を殺せるなんて、思っていませんでしたっ」と強く言い残し、部屋を後にする
土方の考えがわからず、あんなに非情な人だったのかと悲しくなり、華は目に大粒の涙をためながらとぼとぼと廊下を歩いていると、前から近藤が歩いて来る
「華ちゃん?」
「近藤・・・さんっ」
近藤の温かい声に顔を上げ、目と目が合うと抑えきれなくなった涙が、次から次へと流れ落ちた
「おっと・・・どうしたの?・・・とりあえず俺の部屋へおいで」
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