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不器用なくちびる
第10章 再会
私は家に帰り、葉子先輩にもらった
メールとにらめっこしていた。
橘くんの今の連絡先だ。
「とりあえずちゃんと話はした方が
いいと思う。早いうちにね。」
葉子先輩の言葉を何度も思い返し
勇気を出してメールした。
〝香山栞です
久しぶりだね。驚いちゃった…
一度だけ、2人で話がしたいです〟
送信
返事はすぐに来た。
〝メールありがとう
俺も話がしたい…〟
私たちは
3日後にランチをする約束をした。
でも一体何を話せばいいんだろう…
橘くんは今、友達の恋人だ。
もう気持ちを伝えたらいけないよね…
やっと会えたのにまた封印する気持ち。
私が昔、彼にしたことへの罰なのかな…
メールとにらめっこしていた。
橘くんの今の連絡先だ。
「とりあえずちゃんと話はした方が
いいと思う。早いうちにね。」
葉子先輩の言葉を何度も思い返し
勇気を出してメールした。
〝香山栞です
久しぶりだね。驚いちゃった…
一度だけ、2人で話がしたいです〟
送信
返事はすぐに来た。
〝メールありがとう
俺も話がしたい…〟
私たちは
3日後にランチをする約束をした。
でも一体何を話せばいいんだろう…
橘くんは今、友達の恋人だ。
もう気持ちを伝えたらいけないよね…
やっと会えたのにまた封印する気持ち。
私が昔、彼にしたことへの罰なのかな…