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不器用なくちびる
第11章 親友
「…」
「…」
今まで楽しかったのが嘘のように
ギクシャクした空気が流れる…
「ほんとにそろそろバイト
行かなくちゃ…」
「親友!!!」
「えっ?!」
「俺たち、親友だろ?
だから会っても…おかしくない。
毎週土曜は4時からバイトなんだよな?
じゃあ、土曜は俺とランチしよう。
親友として!」
私は…橘くんが好き。
瑞希ちゃんの恋人ってわかっていても。
そんな私が断れる訳がなかった…
橘くん、どういうつもりで
私に優しくするの?
それから私たちは毎週土曜日2人で
ランチをするようになった。
「…」
今まで楽しかったのが嘘のように
ギクシャクした空気が流れる…
「ほんとにそろそろバイト
行かなくちゃ…」
「親友!!!」
「えっ?!」
「俺たち、親友だろ?
だから会っても…おかしくない。
毎週土曜は4時からバイトなんだよな?
じゃあ、土曜は俺とランチしよう。
親友として!」
私は…橘くんが好き。
瑞希ちゃんの恋人ってわかっていても。
そんな私が断れる訳がなかった…
橘くん、どういうつもりで
私に優しくするの?
それから私たちは毎週土曜日2人で
ランチをするようになった。