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不器用なくちびる
第18章 【春菜 14才】
可哀想とは思いつつも、
エッチなことに密かに憧れてた私。
でもそんなのは、実際に経験
してないからで…
栞はそんなに苦しんでたんだね。
日本を離れるなんて…
栞…吉井のことはもういいの?
クラスが一緒になっても、
栞がずっと吉井を目で追ってるのを
私は知ってるよ?
せっかく同じクラスになったのに
話もしたこと無いんじゃないかな?
文化祭では指揮者をやる
吉井の姿を、練習の時に
ただ見つめてる栞の姿を思い出す…
「橘!ごめんっ!
私は、男友達より女の友情を取る!」
「は⁉︎」
いいこと考えたっ!
これで…許してくれるかな?栞…
私は放課後になって包帯を買いに行くと
担任の高橋に電話をした。
私…これから女優になる!
エッチなことに密かに憧れてた私。
でもそんなのは、実際に経験
してないからで…
栞はそんなに苦しんでたんだね。
日本を離れるなんて…
栞…吉井のことはもういいの?
クラスが一緒になっても、
栞がずっと吉井を目で追ってるのを
私は知ってるよ?
せっかく同じクラスになったのに
話もしたこと無いんじゃないかな?
文化祭では指揮者をやる
吉井の姿を、練習の時に
ただ見つめてる栞の姿を思い出す…
「橘!ごめんっ!
私は、男友達より女の友情を取る!」
「は⁉︎」
いいこと考えたっ!
これで…許してくれるかな?栞…
私は放課後になって包帯を買いに行くと
担任の高橋に電話をした。
私…これから女優になる!