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不器用なくちびる
第4章 麻痺
ふと気付くとAVは終わっていた。

少しの期待と不安を抱え栞は息をつく。
すると椎名を無言で服を着て、
なんと携帯をいじり出したのだ…


また…また私を置き去りにするの?


急速に冷める心と、
熱くジンジンする身体とのギャップに
栞の心は壊れてしまいそうだった。


またバラバラになりそう…
椎名が何をしたいのかわからないよ…


堪えきれず泣き出す栞に
またも冷たい言葉が降り注ぐ。


「泣くほど続きが欲しいの?(笑)」


このままじゃだめだ…
私、だめになる…


栞は、ここのところずっと考えていた
ことを勇気を振り絞って言った。


「夏休み…島に…父親の実家に
ずっと行くことになってるから。
ここには来れないから…!」


もっと強くならなくちゃ…
自分を変えるんだ!
まだ間に合うよね??
私…変われるよね??

椎名の顔を見ることなく
栞は部屋を飛び出した。
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