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学校で、秘密のxxx
第8章 放 課 後 の 実 験
ーーーー!
驚き 動けなくなる。
開いたのは、右奥にある扉。
出てきた、のは。
「お、なんだ。やってないんか?」
お盆を持った滋賀先生だった。
「、びっくりした…」
「ん?なにが。…ってやってねぇじゃんかコラ」
そう言って、ため息をつきながら
わたしのプリントの前と自分のそばに
お茶が入ったカップを置いた先生。
「す、すみません分からなくて…」
「…。まぁ、いい。…とりあえず茶ぁ、飲め」
「あ、すみません、イタダキマス。」
「すみませんばっかりなんだな、お前。」
「…すみません…」
何をしているのだろう…
なんて思いながらも、
出されたお茶に口をつけた。
渋そうに見えていたお茶も
口をつけると予想外に甘くて。
香りに誘われるように
こくり、飲み干した。
横からの視線も、
右奥のドアからの視線にも、
気づかない、まま。
そのまま、黒に沈んだ。