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第1章 放 課 後 の 教 室

そそり勃つ彼の熱が、
奥に届いたのがわかる。



ナカを満たす、彼のモノ。

愛しくて、愛しくて。




「すきだよ、紗南」


囁かれる言葉。





快楽と嬉しさと愛しさと。

溢れる感情は言葉にできなくて


彼の首に抱きついた。




…それを合図に、
彼はわたしを下から突き上げた。





自分の口から洩れる声は
自分のものじゃないみたいな、
恥ずかしい声で。



奥に当たると、つい、声量が増してしまう。