パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第15章 　凪のよう

「――――っ、あ……出る、っ……！」


その誘惑に抗い、彼は寸前で彼女の肩をぐいっと押し、腰を引いてそれを凛の口から抜いた。
そしてそれは、彼女の胸元に。


「……っ！」


どろりとした白い液体が彼女の胸元を汚していく。
谷間に、つつ……とそれが入り込んでいくのを、彼はただ、見つめて。

そしてその衝動に駆られた。

自分のまだ硬いそれを握ったまま、彼女の胸の突起へと先っぽを当てて。
擦り付けるように、ぐりぐりと動かした。


「あ」


ぬるぬるとしたもので、敏感なそこに触れられた彼女は、一瞬声を上げる。

悠斗は、凛のそこの突起が自分の先と擦れ合うその感覚と、視覚的にもいやらしく、たまらないその光景に、荒い息を押さえるように喉をごくりと鳴らす。