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第11章 ルミカの想い・哲也の想い

愛くるしい笑顔…
ルミカといると哲也の心が晴れます。

「トレーニングしたから…
ちょっとなら哲也さんも
ホウキの後ろに乗れますよ」
ルミカは哲也に言いました。

「ほんとにっ？！」
哲也は嬉しそうです。

人気の無い草むらで…

ルミカがホウキにまたがり
哲也はその後ろに…

ふわり…

ホウキはゆっくりと宙に浮きます。

「うわっ！」
哲也は背後からルミカに抱きつきます。

鼻いっぱいにルミカの匂いが広がります。

石けんの匂いと汗の匂いが混じった…
すごくいい匂い…

そして…腕に感じるムニムニした感触…

これって…おっぱい！！


ルミカと哲也を乗せて…
ホウキはヨロヨロと地上５ｍくらいの高さを
飛んでます。