パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第11章 ルミカの想い・哲也の想い

深い深い森の奥…
グルワード魔女学校では先生たちが会議中です。

「２年前に脱走したルミカが…
『アリアラモリセットン』の本を持ち出した
ことは確かかね？」

「『指紋調べ』の魔法で…時を操る魔法の
書庫にルミカの指紋が鮮明に…」

「ルミカを捜索しましょうか？」

「人間界には７０億人の人間がいるんじゃよ。
見つけ出せんよ」

「持ち出された魔法が『アリアラモリセットン』で
良かったよ。もっと影響力のある魔法だったら…」

ルミカが開けた書庫には…
時間を止めて自分だけが動いたり…
自分が好きなように時を戻したり…

『アリアラモリセットン』よりも
もっと術者の役に立ちそうで…
恐ろしげな魔法がありました。