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第2章 哲也とルミカの出会い

哲也は医学生…２４才です。

「俺の人生って…こんなものだな…」
哲也は寂しそうにひとり言を言いました。

小学生のときから片思いし続けてきた京子ちゃんが
来月に結婚することになったのです。

京子ちゃんのフィアンセは…
すいぶんと資産家だそうです…。


哲也の家と京子ちゃんの家は隣同士です。

日曜日の夜…
高級車が京子ちゃんの家の前に停まります。

車に乗ってるのは京子ちゃんとフィアンセ…
車の中でキスをするふたり…

京子ちゃんは車から降り…
「今日のデート楽しかったです。ありがとー」
と言って家に入る…。

窓からその光景を見て
嫉妬と後悔にさいなまれる哲也です。

なぜ…俺は京子ちゃんに告白できなかったんだ…。

もう少し勇気があれば…
ひょっとして京子ちゃんは俺と…。