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第2章 哲也とルミカの出会い

エッチな展開を期待してた哲也は…
ガッカリしながらも
ジャンケンのグーの手をします。

「グーですね」
ルミカの声がします。

「見えてるの？」

「『猫目』という魔法…暗くても見えるんです」

「たんに…目が良いだけじゃないの？」
哲也はルミカに尋ねます。

「まだ信じられません？」

「信じられない…」

「仕方がありませんね…」

ルミカは電気を点けました。