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第2章 哲也とルミカの出会い

ラブホテル…６時間休憩で費用１万円…

「こういう所の費用は男性が払うものですよ」
ルミカが哲也に言いました。

理不尽だ…何もしてないのに…１万円…。

哲也はルミカに言い返したかったですが…
ルミカの笑顔に負けてしまいました。

フロントで１万円払い…
哲也はルミカと一緒にラブホテルを出ました。

自分の気の弱さに…哲也は嫌気がさしてます。

「今のが『安眠まくら』って魔法です」
ルミカが哲也に解説します。

「俺が勝手に眠っただけだろ？」

「まだ…魔法を信じてませんか？」

「信じてない。別の魔法はある？」

「そうですね…
あとはホウキで空を飛ぶくらいしか…」

「えっ？！」