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第6章 そして…時は戻る

哲也と心が通じあった…
２週間後の結婚はキャンセルしたい…

京子ちゃんは両親に言いました。

もちろん…哲也が風呂場に乱入してきたことは
隠して…。

京子ちゃんの両親ははじめは驚きますが…

京子ちゃんの真剣な表情を見て
納得したようです。

哲也の父親は哲也に言いました。
「学校をサボってないで…
京子ちゃんにふさわしい医者になるんだぞ」

京子ちゃんの母親が哲也に話しかけます。
「哲也くん…これから京子をよろしくね」


みんな未来のことを考えてる…
未来なんて無いのに…

明日の午後９時には時間が止まって…
昨日の午後９時に戻る…。

哲也は悲しい気持ちになります。

せっかく手に入れた京子ちゃんも…
すぐに失うんだ…。