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『ヒロキ』
第2章 最悪な出会い
すると、
ヨウヘイとリョウタが
不敵な笑みを浮かべた。
それと同時に、
ヒロキが立ち上がり、
ドアの前に移動すると
寄りかかって、
楽しそうに
こちらを見ている。
「ホントのお楽しみは、――これからだよ?(笑)」
コウイチが
いきなりソファに
押し倒してきた。
すかさず、
ヨウヘイが
アタシの手首を
押さえつける。
「何すんのよっ…!!」
「―今さら逃げられるとか思ってる?(笑)」
アタシを見下ろす
コウイチが
口元を歪めながら
そう告げた。