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『ヒロキ』
第2章 最悪な出会い
「誰も見てないし、さっきの続き…ココでする?(笑)」
ヒロキがアタシの顔を覗き込み、悪戯っぽい笑みを浮かべている。
覗き込まれ驚いたアタシが慌ててヒロキから距離をとると、
「アハハッ!冗談だって(笑)…でも、ちょっと期待した?(笑)」
「っ?!…そんなわけないでしょっ!!///」
悪ふざけするヒロキにムッとして顔を背けると、隣でヒロキが「クククッ」と楽しそうに喉を鳴らしている。
(~~っ!コイツといると、ホント調子狂うっ!///)
そうこうしている内に最寄り駅に到着し、アタシたちは電車を降りた。