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第2章 まずは服を脱ぎましょう

ビリビリと音をたててドレスの袖が引きちぎられた。

「や、やだっ！ なにすんのよ！」

「この方がりょーじょく的でいいかな、と」

「いいわけあるかぁっ！」

蹴り飛ばそうとしたら、そのまま足をつかまれた。

「足癖が悪いですね。んー、こうすれば……」

どこから取り出したのか、ヒールダートが持っていたのは縄だった。
あっと言う間に片足をベッドの柱に縛りつけられてしまう。