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お姫様はドラゴンにさらわれました
第11章 怪我人には優しくしましょう
「ひ、ヒールダート……っ!」

あまりの切なさに、泣きそうな声で訴える。

「どうしたんですか?」

「な、めて……お、お願い……」

ヒールダートが笑う気配がした。
あっさりと「お願い」を使ってしまった私に呆れているのだろうか。

「姫様がくわえてくれたらいいですよ」

「はぁっ……わかった、からぁっ……」

すぐに私はヒールダートの男根に口をつけた。
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