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第13章 ドラゴンでも幸せになれるか？

「あっ！ だ、だめ……せめて式を挙げるまでは……はぁん！」

「大丈夫ですよ。姫様がオレと塔で暮らしてた時点で、誰も姫様のこと処女だと思ってませんから」

「う、うそっ……ちょっ……んん！」

今、聞き捨てならない言葉を聞いた気がする。

「これからくる衣装担当も、お腹に子供はいないか気にしてるみたいですよ？」

「そんな……あっ……」

まさか、お城のみんなにそんな目で見られていたなんて。