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お姫様はドラゴンにさらわれました
第2章 まずは服を脱ぎましょう
いつの間にか背をしならせて首を振りたくっていた。
「やだっ……やっ……ああっ!」
腰のあたりがじんわりと熱くなってきた。
こちらは息も絶え絶えだというのに、ヒールダートは飽きることなく吸い付いている。
「やめて……もおっ……お、お願い……」
とうとう口にしてしまった言葉。
「お願い」だなんて、今までお父様にしか言ったことがない。
じわり、と視界が滲む。
ヒールダートは顔を上げると、満足そうに濡れた唇を舐めた。