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第12章 それぞれの思惑

ノックしても返事はなく、体育教官室はもぬけの殻だった。


「あの、熊谷先生を見かけませんでしたか？」
通りかかった教師に尋ねてみても行方は分からない。

(早く、コレをどうにかしてもらわねば気が狂ってしまう…！)


以前は膝下まであったサヤのスカートは膝上まで短くすることを命じられ、ショーツを穿くことも許されないまま菊穴には朝からアナルビーズまで仕込まれているのだった。